■良い翻訳のための「翻訳Q&A」
Q.どうやったら良い翻訳をしてもらえるのですか?
A.やはりよい原本で決まります。ポイントは出来るだけ専門用語は避けることです。それから翻訳代を節約したいからと言って文字数を減らしたりしないことです。感情や意志が伝わりにくくなります。翻訳者は依頼者の事情などわかりませんので、分からない所は原本にある情報で予想するしかないのです。出来るなら第三者にチェックしてもらってください。例えば、タイ語でルークコントーと書いてきても、意味は兄弟の中で一番年上ですが、果たして長女か長男かは判りかねます。また、日本語で書いたタイ人の名前はカタカナの原稿を渡されても、翻訳者はタイ語の本当のスペルが分からないと翻訳できない事があります。例えば情報がカタカナだけだと男の名前か女の名前か分からない事があるのです。そして、男でも女でもあり得る名前の時はとても大変です。残りの頼りは本文を熟読して情報を読み取る事で、そこでは翻訳者が本文の情報を予想することが必要となってきます。こういったケースでは翻訳するのにとても時間がかかります。場合によって、依頼者に来たタイ語の手紙を見せてもらう事が必要になります。
Q.どんなところに頼めば安心ですか?
A.私は大手企業の翻訳の仕事をしていましたが、現在タイ語の翻訳者が少ないのが現状です。そのため日本に来て間もないタイ人(日本の事情がまだわからない)が翻訳をしています。やはり両国の事情の分かる人、タイ人なら日本語能力検定1級合格者に頼むほうがいいでしょう。しかし、中には同じタイ人であってもくせがあるので読めない事がありますので、たくさんのタイ人がいるタイ関係機関、団体に依頼するのが一番安心です。
Q.翻訳料って高いですね。もっと安くならないの?
A.よい翻訳をするには日本人翻訳者とタイ人翻訳者がペアを組みます。例えば、日本語の手紙をタイ語にする翻訳は、まず日本人翻訳者がタイ語になおしてそれをタイ人翻訳者が清書します。400文字の文章だと「400文字×8円=3200円」になります。料金内訳は、翻訳は時間をかけて丁寧にしますので約1時間かかります。「2人×時給1000円=2000円」、通信費、見積料、その他タイプ入力したりメールで送信したり、特に日本語からタイ語にするためにスキャン機に取り入れて添付ファイルにしたりと、より良い翻訳のために時間と手間がかかります。このためどうしても料金が高くなってしまいます。安いからといってこれ以下の翻訳料だとプロでない上、あなたの翻訳文が練習台になっていたり、質が落ちてしまいますので注意してください
■よりスムーズでより良い通訳を可能にするために■
たとえば私が運営しているTLSの場合、クライアント様がタイ語通訳者を使うにあたり、そのパフォーマンスを最大に引き出すための処方箋です。以下のような条件が揃っていれば、タイ語通訳者は最大の能力を発揮いたします。もちろん無理に全て守って下さいという訳ではございません。全ての条件がそろわなかった場合でも、与えられた条件の中で最善は尽くします。ただその程度によっては本来のパフォーマンスが期待できない場合がございます。
1.事前に議題になる内容について勉強させてください
議題についての資料・情報をできるだけご提供ください。またできる限り、打ち合わせや研修の時間を設けるようにして下さい。ある意味、通訳者は会議や商談に参加する方々の発言を代弁することになります。一般的な通訳技術が重要なのはもちろんのこと、議題について、専門用語、目的、主旨、背景、経緯、参加者の立場など、参加者の方々の知識や情報に少しでも近づくことが通訳業務を成功させるためのキーとなります。なお機密厳守は絶対ですし、資料もご指示があればもちろん返却いたしますので、その点については心配ございません。ご提供いただく資料や原稿は通訳者が事前に勉強するために必要となるものですので、必ずしも最新のもの、完成したものである必要はありません。作成が間に合わなければ、途中の状態でも結構ですのでご提供下さい。その資料が本番のものと一致していなかったからといって、責任を問うようなことは一切ございません。
2.適宜休憩時間を与えてください
通訳業務は非常に高度な集中力を必要とします。休憩なしで長時間の連続業務になると、集中力が持続せず、本来の力が発揮できなくなってしまいます。2時間ごとに15分程度の休憩が目安です(通訳者が2人以上の場合はこの限りではありません)。
3.できるだけゆっくり、適宜切れ目を入れながらお話ください
スピードに対応する事も通訳技術のテーマであることは確かなのですが、あまりに早口で切れ目なしに話されると、通訳者の頭の回転が追いつかなくなる恐れがあります。心もち程度で結構ですのでよろしくご協力をお願いします。
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